加工技術

ブスバーのアース(接地母線)の役割|銅バーのサイズの決め方

接地母線(アースバー)は、盤内の接地線を1か所に集め、故障電流を安全に接地極へ返すための銅バーです。サイズは「常時流れる電流」ではなく「短時間の故障電流に耐えられるか(熱的強度)」で決まります。この記事では、役割、断面積の決め方(規格表・断熱式・法令の最小値の3通り)、穴・タップ・めっきの設計までを数値と計算例で整理します。

接地母線
アースバー
銅バー
保護導体
接地工事
断面積
配電盤

接地母線(アースバー)とは何か

接地母線とは、配電盤や制御盤の中で各機器の接地線を1か所に集約し、接地極線へまとめて接続するための帯状の銅導体です。「アースバー」「接地バー」とも呼ばれ、平角銅に一定ピッチの取付穴を並べた形が一般的です。

接地母線の3つの役割

  • 故障電流の帰路…地絡が起きたとき、大きな電流を短時間だけ流して保護装置を確実に動作させる
  • 等電位化…盤の筐体・扉・機器ケースの電位を揃え、触れたときの電位差をなくす
  • 接続点の集約…多数の接地線を1点にまとめ、接続の抜け・重ね締めを防いで点検しやすくする

接地母線に「求められないもの」

  • 常時の大電流通電(平常時はほぼ電流が流れない)
  • 主回路ブスバーと同じ連続許容電流の裕度
  • 相間の絶縁距離(全体が接地電位のため)

用語の整理:接地線・接地極線・接地母線

 機器ケース ──接地線──┐
 変圧器ケース ─接地線──┼─→ [ 接地母線(アースバー) ] ──接地極線──→ 接地極(地中)
 扉・筐体 ───接地線──┘

機器から母線までが接地線、母線から地中の接地極までが接地極線、その集約点が接地母線です。内線規程1350-13では、共用の接地母線・接地極線は、そこに集まる個々の接地線から選定したサイズのうち最も大きいものによるとされています。

なぜ接地に銅バーを使うのか

接地母線に銅バーが使われるのは、導電率が高く、多数のねじ穴を並べても機械的に自立し、接続点を1枚の板で共有できるからです。同じ断面積の電線と比べ、「多点接続できる」「増設に対応できる」「目視で点検できる」という運用上の利点があります。

平常時に電流が流れないからといって抵抗が高くてよいわけではありません。地絡時に保護装置を確実に動作させるには接地回路のインピーダンスを十分低くする必要があり、導電率が銅の1割程度しかない鋼板の筐体だけを帰路に頼る設計は避けるのが原則です(ブスバーとは)。

接地母線でよく使う平角銅の断面積・質量・直流抵抗(20℃・銅)

厚さ×幅 断面積 質量(1mあたり) 直流抵抗
3×20mm 60mm² 0.54kg 0.287mΩ/m
3×25mm 75mm² 0.67kg 0.230mΩ/m
4×25mm 100mm² 0.90kg 0.172mΩ/m
5×25mm 125mm² 1.12kg 0.138mΩ/m
6×40mm 240mm² 2.15kg 0.072mΩ/m
10×50mm 500mm² 4.48kg 0.034mΩ/m

接地母線でよく使う平角銅の断面積・質量・直流抵抗(20℃・銅)

3×20mm / 断面積 60mm² / 0.54kg・m

直流抵抗 0.287mΩ/m

3×25mm / 断面積 75mm² / 0.67kg・m

直流抵抗 0.230mΩ/m

4×25mm / 断面積 100mm² / 0.90kg・m

直流抵抗 0.172mΩ/m

5×25mm / 断面積 125mm² / 1.12kg・m

直流抵抗 0.138mΩ/m

6×40mm / 断面積 240mm² / 2.15kg・m

直流抵抗 0.072mΩ/m

10×50mm / 断面積 500mm² / 4.48kg・m

直流抵抗 0.034mΩ/m

質量は密度8.96g/cm³、直流抵抗は抵抗率1.7241×10⁻⁸Ω・m(20℃)から計算した値です。

2026年の状況:銅材の価格と調達

2026年1月、国内の銅建値が初めて1トンあたり200万円(=2,000円/kg)を超え、1月上旬時点で2,150円/kg前後という報道がありました。背景にはAI・データセンター向けの電力インフラ投資、送配電網の更新、蓄電・EV需要があります。接地母線は主回路ブスバーほど断面積が大きくないため影響は限定的ですが、「安全側に大きくしておく」判断がコストに跳ね返りやすいのが2026年時点の状況です。

接地母線のサイズは何で決まるのか

接地母線の断面積を決めるのは、平常時の許容電流ではなく、地絡から遮断までの短時間に流れる故障電流と、その通電時間です。主回路ブスバーで使う「断面積1mm²あたり2〜3A」といった連続許容電流の早見表を、そのまま接地母線に当てはめてはいけません。「主回路が600Aだから接地母線も600A相当で」という決め方には根拠がなく、必要なのは短時間の熱容量です。

短時間の故障電流で導体が溶断しないかどうかは、断熱式(発生した熱がすべて導体自身の温度上昇に使われるとみなす計算)で確認します。JIS C 60364-5-54の543.1.2では、遮断時間が5秒以下の場合に次の式を用いるとされています。

S = √(I² × t) ÷ k

式の各項の意味

  • S…必要な最小断面積(mm²)
  • I…予想される故障電流の実効値(A)
  • t…遮断までの時間(秒・5秒以下で適用)
  • k…導体材料・絶縁物と初期/最終温度で決まる係数

k値は表A.54.2〜A.54.6から選びます。銅導体で70℃ビニル絶縁の場合はk=143(初期温度30℃・最終温度160℃)です。裸導体は最終温度の想定が変わるため別表の値を使いますが、絶縁電線より大きなk(=必要断面積は小さくなる方向)になるため、裸の銅バーにk=143を使えば結果は安全側になります。

断熱式による必要断面積の計算例(銅・k=143で計算)

故障電流 I 遮断時間 t 必要断面積 S 選定例
5kA 0.5秒 約25mm² 3×20mm(60mm²)
10kA 0.2秒 約31mm² 3×20mm(60mm²)
10kA 0.5秒 約49mm² 3×25mm(75mm²)
20kA 0.1秒 約44mm² 3×25mm(75mm²)
20kA 0.5秒 約99mm² 4×25mm(100mm²)
25kA 0.5秒 約124mm² 5×25mm(125mm²)
40kA 0.1秒 約89mm² 4×25mm(100mm²)

断熱式による必要断面積の計算例(銅・k=143で計算)

5kA / 0.5秒

必要断面積 約25mm² → 3×20mm(60mm²)

10kA / 0.2秒

必要断面積 約31mm² → 3×20mm(60mm²)

10kA / 0.5秒

必要断面積 約49mm² → 3×25mm(75mm²)

20kA / 0.1秒

必要断面積 約44mm² → 3×25mm(75mm²)

20kA / 0.5秒

必要断面積 約99mm² → 4×25mm(100mm²)

25kA / 0.5秒

必要断面積 約124mm² → 5×25mm(125mm²)

40kA / 0.1秒

必要断面積 約89mm² → 4×25mm(100mm²)

同じ20kAでも、0.1秒なら約44mm²で足りるのに対し、0.5秒では約99mm²と2倍以上になります。接地母線のサイズは、保護協調(遮断時間)とセットで決めるべき数値です。

決め手は「故障電流の大きさ×遮断時間」。連続許容電流の表では決められない。

断面積の3つの決め方(規格表・計算・最小値)

接地母線の断面積は、①相導体の断面積から表で選ぶ、②断熱式で計算する、③法令・規程が定める最小値を満たす、という3つの方法で求め、最も大きい値を採用するのが安全な進め方です。どれか1つだけで決めると、条件によって過小になることがあります。

① 相導体の断面積から選ぶ(JIS C 60364-5-54 表54.3)

故障電流や遮断時間が確定していない段階では、相導体(主回路の電線)の断面積から選びます。導体材質が同じ場合の値です。

相導体断面積Sに対する保護導体の最小断面積(同一材質の場合)

相導体の断面積 S 保護導体の最小断面積
S ≦ 16mm² S(相導体と同じ) 14mm² → 14mm²
16mm² < S ≦ 35mm² 16mm² 22mm² → 16mm²
S > 35mm² S ÷ 2 150mm² → 75mm²

相導体断面積Sに対する保護導体の最小断面積(同一材質の場合)

相導体 S ≦ 16mm²

保護導体は S(相導体と同じ) / 例:14mm² → 14mm²

相導体 16mm² < S ≦ 35mm²

保護導体は 16mm² / 例:22mm² → 16mm²

相導体 S > 35mm²

保護導体は S ÷ 2 / 例:150mm² → 75mm²

② 断熱式で計算する

前章の S = √(I²×t) ÷ k です。故障電流と遮断時間が分かっているなら実態に合った断面積が出ます。表54.3の値と計算値の大きいほうを採ります。

③ 法令・規程が定める最小値を満たす

計算結果が小さくても、下回ってはいけない最小値があります。JIS C 60364-5-54では、保護導体は機械的保護がない場合で銅4mm²以上、ある場合でも銅2.5mm²以上。接地極へつなぐ接地線は、機械的保護も腐食保護もない場合に銅25mm²以上とされています。

見落としやすい規定:漏れ電流の大きい機器

保護導体電流(いわゆる漏れ電流)が常時10mAを超える機器に接続する保護導体は、銅で10mm²以上(アルミなら16mm²以上)とされています。インバータやスイッチング電源を多数搭載する盤、データセンター向け電源設備では該当することがあり、断熱式の結果が小さくてもこの最小値は下回れません。

等電位ボンディング導体の考え方

主保護ボンディング導体(建物の水道管・鉄骨などと主接地端子を結ぶ導体)は、その設備で最大の保護導体断面積の1/2以上とし、銅で6mm²以上が求められます。ただし必要以上に太くする意味はないため、銅で25mm²相当を超える必要はないとされています。

内線規程の簡便式

内線規程には、短時間の地絡電流で溶断しない接地線の最小太さの簡便式として過電流遮断器の定格電流(AT)×0.052(mm²)が示されています。100ATなら約5.2mm²、つまり5.5mm²以上です。正式には1350-5・1350-6の表で確認してください。

3つの方法で出し、最大値を採る。1つの表だけで決めない。

接地工事の種類と接地線の最小の太さ

国内では電気設備の技術基準の解釈(電技解釈)第17条により、接地工事がA種・B種・C種・D種の4種類に分けられ、それぞれ接地抵抗値と接地線の最小の太さが定められています。接地母線は、そこに集まる接地線のうち最も太いものを下回ってはいけません。

接地工事の種類と接地抵抗値・接地線の最小サイズ(電技解釈第17条)

種類 主な適用 接地抵抗値 接地線(軟銅線)
A種 高圧・特別高圧機器の外箱、避雷器 10Ω以下 直径2.6mm以上
B種 高圧/低圧を結合する変圧器の低圧側中性点 150/Ig Ω以下※ 直径4mm以上※
C種 300Vを超える低圧機器の外箱 10Ω以下 直径1.6mm以上
D種 300V以下の低圧機器の外箱 100Ω以下 直径1.6mm以上

接地工事の種類と接地抵抗値・接地線の最小サイズ(電技解釈第17条)

A種:高圧・特別高圧機器の外箱、避雷器

接地抵抗 10Ω以下 / 接地線 直径2.6mm以上の軟銅線

B種:高圧/低圧を結合する変圧器の低圧側中性点

接地抵抗 150/Ig Ω以下※ / 接地線 直径4mm以上の軟銅線※

C種:300Vを超える低圧機器の外箱

接地抵抗 10Ω以下 / 接地線 直径1.6mm以上の軟銅線

D種:300V以下の低圧機器の外箱

接地抵抗 100Ω以下 / 接地線 直径1.6mm以上の軟銅線

※B種の抵抗値は、高圧側の1線地絡電流Igと遮断時間の条件により150/Ig・300/Ig・600/Ig と変わります。接地線の太さも、高圧電路または15kV以下の特別高圧電路と低圧電路を結合する場合は直径2.6mm以上に緩和されます。C種・D種は0.5秒以内に自動遮断する装置があれば500Ω以下まで緩和されます。最新の条文で条件を確認してください。

「太さ」の単位が違うことに注意

電技解釈は接地線を直径(mm)と引張強さで規定し、JIS C 60364系は断面積(mm²)で規定します。直径1.6mmは約2.0mm²、2.6mmは約5.5mm²、4.0mmは約14mm²相当です。単位の混同は10倍近い読み違いにつながります。

法令の最小値は「下限」。計算値がこれを上回るなら、計算値を採る。

接続部(穴・タップ・めっき)の設計

接地母線の性能を決めるのは、断面積よりもむしろ接続部です。接触面積が小さい、座面が塗装されている、ねじの山数が足りないといった不備は、断面積をいくら大きくしても補えません。

接地母線の接続部の構造

   圧着端子(接地線側)
        │
  ボルト ▼        平座金
   ┌───┐  ┌──┐
   │   ├──┤  ├─→ 接地母線(銅バー)
   └───┘  └──┘
        │        ばね座金 + ナット
     母線側の穴 or タップ

母線側を「通し穴+ナット」にするか「タップ(めねじ)」にするかで必要な板厚が変わります。

ねじの種類と必要な板厚

タップ加工では、有効ねじ山数を3山以上確保できる板厚が必要です。M5(ピッチ0.8mm)は板厚3mmで約3.75山と、ぎりぎり成立はしますが余裕はありません。

ねじサイズ別・タップ加工に必要な板厚の目安

ねじ ピッチ 板厚3mmの山数 推奨板厚
M4 0.7mm 約4.3山 3mm〜
M5 0.8mm 約3.75山 4mm〜
M6 1.0mm 約3.0山 5mm〜
M8 1.25mm 約2.4山 6mm〜
M10 1.5mm 約2.0山 8mm〜

ねじサイズ別・タップ加工に必要な板厚の目安

M4(ピッチ0.7mm)

板厚3mmで約4.3山 / 推奨板厚 3mm以上

M5(ピッチ0.8mm)

板厚3mmで約3.75山 / 推奨板厚 4mm以上

M6(ピッチ1.0mm)

板厚3mmで約3.0山 / 推奨板厚 5mm以上

M8(ピッチ1.25mm)

板厚3mmで約2.4山 / 推奨板厚 6mm以上

M10(ピッチ1.5mm)

板厚3mmで約2.0山 / 推奨板厚 8mm以上

銅はねじがなめやすい

銅は鋼に比べて柔らかく、タップのねじ山がつぶれやすい材料です。増し締めを繰り返す接地母線では、板厚が薄い場合はタップではなく通し穴+ナット、またはインサートを検討してください。締付トルクも、鋼材向けの数値をそのまま使うと座面が沈み込み、かえって接触が悪化します。機器側の指定値に従ってください。

めっきの要否

屋内の乾燥した盤内なら銅の裸のままでも実用上問題になりにくい一方、屋外盤・高湿度・海岸近く・硫黄分のある環境では、接触面の酸化による接触抵抗の増加を防ぐため、すずめっきまたはニッケルめっきを推奨します(銅ブスバーへのめっき)。アルミ導体や亜鉛めっき鋼板と接する場合は、異種金属接触腐食を避ける意味でもめっきが有効です。

すずめっきは接触抵抗が安定するため接地母線では最も一般的、ニッケルめっきは硬く繰り返し着脱する箇所や高温部に向きます。加工の考え方は加工技術、カタログ品では合わない穴ピッチや長さについてはアースバー(接地銅バー)の特注製作もあわせてご覧ください。

断面積が足りていても、接続部が悪ければ接地は効かない。

現場で多い失敗と対策

接地母線のトラブルで最も多いのは、断面積不足ではなく「接続の質」と「取り回し」に起因するものです。

設計・製作時のチェックリスト

  • 塗装された筐体面に直接ボルト締めしていないか(塗装は絶縁物。座面のマスキングか歯付き座金で導通を確保)
  • 1つの穴に複数の圧着端子を重ね締めしていないか(点検時に他の回路まで外すことになる)
  • 接地線を数珠つなぎにしていないか(1か所外すと下流すべてが接地を失う)
  • 保護接地(PE)と信号用の基準電位(SG)を同じ母線に混在させていないか(ノイズが機器側へ回り込む)
  • 将来の増設用に空き穴を確保しているか(後から穴あけすると切粉が盤内に落ちる)

塗装面の締結は「見えない不良」になる

塗装皮膜は数十µmでも十分な絶縁物です。締結時に一部が食い破られて導通しているように見えても接触面積が極端に小さく、導通試験では低い抵抗値が出るのに、地絡時の大電流では発熱・焼損に至ることがあります。座面は必ず素地を出すのが原則です。

図面に書いておくと手戻りが減る項目

接地母線を外注で製作する場合、①材質と質別(例:C1100 1/2H)、②厚さ×幅×長さ、③穴径と穴ピッチ・端からの距離、④タップの有無とねじサイズ、⑤めっきの種類と膜厚、⑥端部の面取り・バリ取り指示の6点を明記すると、やり取りが1往復で済みます。

接地は「つないである」ことではなく「必要な電流を流せる」ことが要件。

よくあるご質問

接地母線(アースバー)の断面積はどうやって決めますか?

接地母線の断面積は、①相導体の断面積から表で選ぶ方法(JIS C 60364-5-54の表54.3。相導体35mm²超なら1/2)、②断熱式 S=√(I²×t)÷k による計算、③電技解釈や規程が定める最小値、の3つを求め、最も大きい値を採用します。銅で故障電流20kA・遮断時間0.5秒なら、k=143として約99mm²(4×25mmの平角銅で100mm²)が目安になります。

接地母線に銅バーを使うのはなぜですか。電線ではだめですか?

電線でも規定の断面積を満たせば使えますが、盤内では銅バーのほうが適しています。銅は導電率が約100%IACSと高く、平角銅バーであれば多数の接地線をボルトで一列に接続でき、増設や点検も容易だからです。電線を1本ずつ集約すると接続点が分散し、緩みや外し忘れが起きやすくなります。

アースバーの厚みは3mmと5mmのどちらを選ぶべきですか?

タップ加工(めねじ)を入れるなら5mm以上を推奨します。M5(ピッチ0.8mm)は板厚3mmで有効ねじ山数が約3.75山しかなく、M6以上では3山を切ります。銅は柔らかくねじ山がつぶれやすいため、増し締めを繰り返す接地母線では板厚に余裕をもたせるか、通し穴とナットで締結する構造にしてください。

接地母線にめっきは必要ですか?

屋内の乾燥した盤内であれば銅の裸のままでも使えますが、屋外盤・高湿度・海岸近くなど腐食しやすい環境では、すずめっきまたはニッケルめっきを推奨します。接触面が酸化すると接触抵抗が増え、地絡時に必要な電流を流せなくなるためです。アルミ導体や亜鉛めっき鋼板と接する場合も、異種金属接触腐食を抑える目的でめっきが有効です。

接地母線と接地極線のサイズは同じにする必要がありますか?

共用する場合は、そこに集まる個々の接地線・接地極線から選定したサイズのうち、最も大きいものに合わせます。内線規程1350-13にその旨が示されています。接地母線は複数の接地線が集まる集約点であり、故障電流が合流する可能性があるため、下流の1本分の太さで決めてはいけません。

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